akagirexのブログ

気が向いた時に書く日記

物の命日は突然に。

来週、兄弟総出のイベントがある。今まさしく建設中である別荘の壁塗り、という名だ。

去年からスケジュールを合わせており、主催である姉が飛行機が安い時期をアナウンスしてくれたのは助かった。いつも「まあ誰かが何とかするでしょ」スタンスのこの兄弟にしては、気合いの入りようが充分である。

そしてその気合いが恐ろしい。何故なら兄弟須らく脳筋だから。力を入れすぎた結果、笑うしかない状況になりそうな予感がする。

「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!」にご期待ください。

発端は私になるかもしれません。

 

 

今日、姉から家族LINEグループに連絡がきた。
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汚れてもよい服……なんとかなるな。汚れてもよい靴……。靴!?

 

靴!?

 

パッ、と持っている靴一覧が頭の中に展開される。そして持って行ける靴の検索をはじめた。

ヒールがあるのは除外、スーツ用のローファーも駄目でしょう、……。

 

そして候補に残った靴メンバーは、一軍のスニーカー、レインシューズのみ。

つまり、究極の二択になってしまった。

 

どっちもまだ履けるし綺麗である。スニーカーはいつも適当に使えるやつだし、雨の日は職場がグチョグチョになるので、水溜まりも平気で歩けるレインシューズがいい。壁塗りの石膏で汚したくない。

そもそも性分として汚れてもいい靴なんて置いておかないのだ。服はギリギリ友人が泊まりにきた際の寝巻きとして使えるかな〜とジャージやTシャツを取っておいているが、靴は無い。シューズボックスの容量には限りがあるから。

 

とか思ってたら母から電話が来た。

母「LINEみた?」

自分「持ち物でしょ」

母「そう、靴どうする?私丁度いいのが無いんだけど」

 

ブルータス、お前もか。

「汚れてもいい靴」とは、「明日までにラップの芯三本!」とかと同じ扱いなのかもしれない。

まだ使える靴の命日を決めないといけないのが、ちょっとツライ。